光と色

色について

2025-09-05
  • 色が見える

    色を見るためには、光を発する太陽光や照明などの光源が必要です。

    光は、電気とエネルギーが波となって空間を伝わっていく電磁波の一種です。

  • 電磁波

    電磁波は規則的な波で伝わります。

    等間隔の波の山から山までの長さのことを波長といい、電磁波は波長によって、波長が短い順から以下のものがあります。

    種類 説明
    波長が短い
    ガンマ線 雷が放電する時にでている
    エックス線 レントゲン撮影で利用している
    紫外線
    可視光 人間が感じることができる
    赤外線
    電波
    【マイクロ波】
      携帯電話・電子レンジ
    【テレビ波・ラジオ波】
      テレビ・ラジオ
    波長が長い

    人間の眼が感知できる電磁波は可視光のみです。

  • 可視光

    波長はnm(ナノメートル)という単位であらわされます。

    可視光の波長範囲は約380〜780nmで、短波長、中波長、長波長の三つに分けることがあります。

    波長 可視範囲 色のイメージ
    短波長 約380〜500nm
    中波長 約500〜600nm
    長波長 約600〜780nm
  • 太陽光

    昼間の太陽光は色みを感じない白色の光に見えますが、さまざまな波長の光で構成されている複合光です。

    複合光は三角柱のガラスで作られたプリズムに通すと単一の波長の光である単色光に分光することができ、分光された光の帯をスペクトルといいます。
    スペクトルは長波長側から赤→橙→黄→緑→青→藍→青紫の順に並んで見えます。


    17世紀後半に世界で初めて太陽光を分光したのは、万有引力で有名なニュートンです。
    分光したスペクトルの色を、レッド、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルー、インディゴ、バイオレットと呼んだので、虹を七色とする由来となりました。
    太陽光に波長の異なるさまざまな色光が含まれていることを実験によって解明しました。

混色

2025-09-15
  • 混色

    絵の具を混ぜて違う色をつくるというように、2色以上の色を混ぜて、別の色をつくることを混色といいます。

    混色には加法混色と減法混色があります。

  • 加法混色

    同時加法混色
    二つのライトを重ね合わせると、重なった部分は両方の光が当たるので明るくなる
    このように二つ以上のライト(色光)で行った時に、重なった部分がもとの色よりも明るい別の色になる混色のこと
    加法混色の三原色
    ほかの色を重ねてもつくれない、もとになる3色のこと
    加法混色ではこの3色の混合量を調節することでさまざまな色をつくることができる
    3色の混合量を同じにすると、重なった部分は白色に見える
    R(赤)、G(緑)、B(青)
    加法混色の三原色
    R(赤:red) 長波長の光
    G(緑:green) 中波長の光
    B(青:blue) 短波長の光
    R:red G:green B:blue
    RGY( yellow )
    GBC( cyan )
    RBM( magenta )
    RGBW( white )
  • 減法混色

    減法混色
    色が異なる2枚以上のフィルターを重ねて透かしてみたときのように、重なった部分が暗い別の色に見える混色のこと
    減法混色の三原色
    混合量を調節することでさまざまな色をつくることができる、もとになる3色のこと
    3色が重なった部分は黒に近い色に見える
    C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)
    減法混色の三原色
    C(青緑:cyan) 長波長の光(R)を吸収する
    M(赤紫:magenta) 中波長の光(G)を吸収する
    Y(黄:yellow) 短波長の光(B)を吸収する
    C:cyan M:magenta Y:yellow
    CMB( blue )
    MYR( red )
    CYG( green )
    CMYBk( black )

色の表示

色の分類

2025-09-26

有彩色と無彩色

色を正確に表現して相手に伝えるためには、言葉はもちろん、記号や数字で色を表すことが必要になってきます。

色は大きく有彩色ゆうさいしょく無彩色むさいしょくに分けることができます。

有彩色
赤や黄、緑や青など色あいの感じられる色
無彩色
白や黒、灰色などの色あいを感じない色

色の三属性

2025-10-06

色の三属性により色を分類し、色を表現することができます。

有彩色はこの三属性で表すことができますが、無彩色は明度のみで表します。

色の三属性
色の色相、明度、彩度という属性(もともと備わっている性質や特徴)のこと
色相
色を分類する時にグループ分けできる赤み、黄み、緑み、青みといった色みの性質(色あい)のこと
明度
明るい色や暗い色といった色の明るさのこと
彩度
色の鮮やかさのこと

色相

色相の違いは、虹(スペクトル)の色の赤→橙→黄→緑→青→藍→青紫と虹の両端の色である赤と青紫を混ぜることで作ることができます。
紫、赤紫を補って、両端を丸くつないで輪にすると、色相が連続して変化して見える色相環という環ができます。

明度

明度には有彩色にも無彩色にもありますが、無彩色には色相と彩度はありません。

明度は高明度、中明度、低明度の三つに大きく分けることができます。

明度の最も高い色は白で明度の最も低い色は黒です。

彩度

彩度は高彩度色、中彩度色、低彩度色の三つに大きく分けることができます。

表色系

2025-10-17

表色系には、国やつくった人の考え方によってさまざまなものがあります。

色立体いろりったい
色相、明度、彩度の三要素を三次元で色の変化を表示したもの
表色系ひょうしょくけい
色立体に色を配置するときの基本的なルールで色を数値や記号を使って表すための基本となる
色を分類したり、整理したり、記録、伝達するための基準となる色彩体系のこと